発表会曲の紹介です。誰が弾くのかは当日のお楽しみ!
「人形の夢と目覚め」は発表会の定番曲とも言えます。
一度は聞いたことがある!という方が多いのではないでしょうか?
初級のピアノ学習者にとって、いい勉強になる要素を散りばめてあるので
この曲を仕上げた頃には演奏技術も大きく伸びていることと思います♪
さて、子どもさんが好きなお人形、をモチーフにしてあるので
イメージが持ちやすいのもいいところです。
最初はまさに「子守唄」。
ゆっくりとゆりかごがゆらゆら揺れている情景が目に浮かびます。
右手の3度の和音は、小さい子どもさんには難しい箇所ですが
きちんとそろえながら、上声をしっかり響かせるようにできれば
とてもきれいな子守唄になりますね♪
やがてお人形は眠りにつきます。zzz
そして夢の中へ。。
ここでは左手のベース音を保持したまま、和音を弾かなければなりません。
ベース音も次々に移り変わります。
これも難しい箇所ですが、指の独立のいい練習になります。
最後はお人形が目を覚まし、くるくると踊ったり楽しい場面です。
左手は跳躍しますし、テンポも速いので
フィナーレに向かって華やかな部分であり、聞かせどころです!
少し長めの、内容も濃い曲ですが
弾き映えのするかわいい曲です。
お人形の気持ちになって、楽しく弾いてほしいですね!
————————————————–ちょっと思い出したので追記。
エステンというのはドイツの作曲家。
「アルプスの夕映え」とか「アルプスの鐘」とか
アルプスシリーズは覚えがあります♪
中学校でとても仲の良かった友達が、お引越しされることになり
彼女もピアノをやっていたのですが
大量のピアノピースを私にプレゼントしてくれました。
その中にあった曲なんです。
ちなみに今でも持っています!
当時1曲買いといえばピアノピースしかなかったなぁ