ピアノのレッスンと言うと、どんなイメージですか?
音の高さを読んでその鍵盤を弾き、また音符の種類によってリズムを読み取って演奏する。
「これは何の音?」とか「ここのリズムはどうかな?1,2と数えながらー」
というようなことをやって、書いてある通りに弾いていく。
・・・と思っていませんか?
という私も子供のころはそうだったと思います。最初の先生はこわ~い先生だったので、間違えないようにと必死でした・・・
ピアノというのは、鍵盤が下がれば簡単に音は出ます。猫が歩いても音が出ます(笑)
だからあまり「弾く」ことに苦労せずに、音が出せてしまう楽器です。
これが管楽器や弦楽器とはかなり違うところです。
管楽器のほとんどは、はじめはそう簡単に音すら出せません。息を吹き込むだけでは鳴らないです。
弦楽器はとりあえず弓を動かせば何とか音は出ますが、おそらくほとんどの初心者は完全に雑音です(笑)
音程も自分で正確な位置を当てなければならないので、相当な注意力と耳が必要だと思います。
それに比べるとピアノはとりあえず鳴ってしまうんです・・・。
ですが、両手でそれぞれが違う動き、しかもかなりの複雑なパッセージを一人でこなさなくてはなりません。
逆に言えば、一人で完結できてしまうほど、曲として高度です。
自分の指だけで様々な音を作り出さなくてはなりませんし、強い弱いというような単純なものではありません。
なので、やはり最初からきれいな音を聞き分けられる耳を作る、そしてきれいな音を生み出す奏法というものにもっと心を砕かなくてはならないと思います。
楽譜の読み方やリズムなどももちろん必要ですが、それだけではなく、むしろメインはこの「音作り」なのではないかなーと。
この部分は自然に身につくようなものではないので、これこそ講師にしか指導できないものだと思います。
私の教室は、初めてのお子さんがとても多いですが、はじめからこういった音重視の指導にこだわっていきたいと思っています。